間違いに気づいて愕然としながら、すべてに辻褄が合って腑に落ちた時
端的に言うと、
教祖は自力を勧めている。
それを善の勧めと言い換えてだましてきた。
あるいは変なたとえ話を使ったり、しまいには屁理屈で。
信心決定ということがあるとしても、教祖は、それを獲信者としての己だけの特別なものとしておきたいようである。
信者は自力の勧めに従って、信心決定のためと騙されて教祖教団に言われるままに信心決定のためではなく教団のための活動に奔走させられるばかり。他力に背を向けて逆走するばかり。
信心決定あれかしとは正反対。
カルト教団にあったのは、自力の勧めであった。
自力と他力は方向が逆なので自力の先に他力は無い。届かない。
教祖にとって信者は、信心決定(絶対の幸福)を餌に、一生求道させたほうが都合がよいのだ。