「申し訳ない」の相手を間違えて
「申し訳ない」「申し訳ない」・・
信者の頃、教団内でよく聞いたり言ったりしたものだ。
大抵は教祖に対して。例え他の人達に合わせたポーズであっても。
相当、お金の問題を抱えているようであるが、また言われるがままに「申し訳ない、申し訳ない」と「出させていただく」のであろうか。個人の自由であるが。
本当に申し訳ないのは、別のところであった。
御恩報謝というのなら、まずは受けるべき御恩を知るべきであった。
一番大事な御恩に背を向けたまま、お仕着せの御恩に惑わされていたことこそ、本当に申し訳なかった私である。