指示であれば、何でも喜んでするというのは
「麻原尊師の直弟子です」
と答え、事件については、
「グル(麻原)の指示であれば、人を殺すことに喜びを感ずるようでなければならない」
「一殺多生。(被告人は)最大多数の幸福のためのやむを得ぬ犠牲である」
と公言してはばかることがなかった。
カルト教団の恐ろしいところは、
悪いことを善いことだと信じて(喜んで)やっている
ところに尽きる。
逆に言えば
善いことと間違って信じ込まされているからこそ、悪いことも平気でできてしまう
のである。