”信者”のこころ〜なぜ騙され続けたのか〜

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2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

年月が経って(も)

カルト教団の教えから脱する手がかりに関するサイトはいろいろあって、それぞれにご活躍されて本当に頭が下がる想いである。 最近また夕顔さんや飛雲さんをちょくちょく読ませていただいている。私はカルト教団の独特な曖昧な言い回しや誤魔化しの文章にトラ…

「ですから、カルトにいる人たちが自分たちとは違う人なのだ、と考えないことが大事です」(フィリップ・ジンバルドー博士) 

仏教や浄土真宗の本を少しずつ読みながら、再び飛雲さんを過去に遡って読ませていただいている。 カルト教団の後遺症も徐々に回復し、お聖教も合わせて内容を理解できるようになって教えの有り難さが染み入ってくる。コメント欄からもいろいろ思い出されたり…

その1〜「事実でないことを事実と思っている」という事実

認知症の人は、事実でないことを言うことがある。 自分がしまいわすれた財布を盗まれたとか、食べた食事を食べていないと言ったりすることである。私の身内もそうであった。 客観的に見れば、財布を盗まれたことも、食事を食べていないことも事実ではない。 …

すべてを奪われたとしても

カルト教団に奪われるものはお金だけではない。 お金は目に見えやすくわかりやすから挙げられるだけで、お金よりも大切なものを奪われるのである。 日本語を奪われ、 知性を奪われ、 判断も奪われ、 時間を奪われ、 人間性をも奪われ、 楽しみも、悲しみも、…

教祖は人格者であるという幻想に惑わされ

カルト教団の教祖というのは、その教団の説く救いを体現している人として君臨している。平たく言えば、「先に救われている人」である。 ”あの人のように救われたい”と羨望を一身に集める存在なのである。 さて、その”救い”と”人格”はどういう「関係」にある…

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日本語もわからなくなり

文章が読めなくなる。 日本語が通じない。 これは私自身あの中にいて感じられていった(しかもひどくなっていった)ことであるが、久々にまざまざと実例を見てここまでとは驚きを禁じ得ない。 どうしてそうなるかはまた考えるとして、 当たり前の話であるが…

教祖以外ゴミになる理由

セクト教団では「教祖第一」となる。教祖に服従しなければならないのだ。 しかし表向きは「救いにそのような条件はない」と言う。実際それは正しい。 それは教団内で統一されていて、教祖側は「そのようなことを指示していない」と言い、信者さえも「そんな…

善悪の判断も奪われ

セクト教団のマインドコントロール下に置かれると、善悪の判断ができなくなる。 できなくなると言うより、正確に言うと、「まともな」判断ができなくなるのである。 逆にものすごく自分たちで善悪の判断をするのであるが、悲しいほどにとち狂うのである。 我…

独裁は独りではできない

独裁というのは、側近とその下に大勢の群衆・大衆がいてはじめて成立しているのである。 つまりは独りだけでやっているのではなくて、独りと大勢でもって成立させているのである。どちらかが欠けたら存在しない。 独裁者がなぜ独裁者となろうとしているのか…

騙されるはずがない、はずが

騙されていたということは自慢できることではないので、大きな声で言うようなことではないと思っている。しかし他人様を見ていても正直に言えることも素晴らしいと感じている。 だからことさら進んで人に言うことはないが、恥を忍んで書いている。 毎日朝の…

aboutページ

このブログについて - pontawaのブログ に書いたこと このブログはサブタイトルのあるようにセクト教団の騙す側ではなく、騙される側へ視線を向けて書いているものである。その教祖と集団が誤りと気付いたとき、どこが誤りであったか気づくのは自然のなりゆ…



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