”信者”のこころ〜なぜ騙され続けたのか〜

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2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

見えない通帳があるかのように思っていた

「そんなことは言われていない」 とカルト教団の信者が反発したら、問うてあげてください。 「言われていないことはわかりました。では、あなたはどう思っていますか?」 ただ今助かるはずなのに、20年や30年で聞けるはずがないというよくわからない話を…

想い

一つは、カウンセラーや元メンバーが、組織内部で言われていた人物像と違っていたからです。カウンセリングの方法は暴力的だとか、カウンセラー、元メンバーは悪い人間だとか対策の講義で教わっていたのが、実際はおだやかな話し合いで進み、自分が感じた印…

話と心の乖離を利用される(マインド・コントロール)

・そんなことは言っていない(言われていない) 間違いの指摘に対して、信者はしばしばこう言って反発する。 私自身、脳内での正当化はこれが多かった。 例) ・「善が間に合って助かる」とは言っていない 確かに、少なくとも私がいたときは聞いたことはない…

私を直接騙したのは誰か

カルトの元凶、親玉は創始者である教団代表であることはいうまでも無い。 そして信者はその教祖が完璧な人間ではなくとも相当立派な人物であると信じ込まされているわけであるが、(人によってその程度の差こそはあれ)、それはマインド・コントロールによる…

間違っていてもそれはすべて信の一念で正しくなるという妄想(マインド・コントロール)

カルト信者に間違いを指摘しても響かない理由の一つに、間違いの正当化がある。 いろいろなパターンがあるので一つひとつ思い出してみる。 究極的には、 ・間違いがあっても仕方ない。 ・間違いがあっても当然、なぜなら ・信の一念まではすべて間違い(間違…

カルトの罪

自分の子ども、奥さん、兄弟あるいは友人が破壊的カルトに入ったというので、助けを求めて、いろいろな人が私の研究所に来ます。多くの場合、彼らは、本人に破壊的カルトをやめさせること以外何も考えていません。本人がやめたら、問題は終わると思っていま…

いつかいつかで何十年。功罪があるといっても罪の面が圧倒的に大きい。

前々の記事で、いろいろな救いがあるということを述べたのであるが、 飛雲様のコメント欄にそのことをうまく表現されているものがあった。 >「会員は成仏を目指していませんし、浄土往生を願ってはいません」 まさにその通りですね。 他でもない会員自身が「…

それでも抜けられたのは

私は元々カルト教団を一人で抜けられるような人間ではなかった。 それでもできたのは、本当の救いを求める気持ちのほうが強かったからだ。 つまりは、如来様の力が強かったということだ。 なるべく面倒なことは避けて抜けたつもりだが、それでも多少のゴタゴ…

それでも漏れることはないのだが

”救済”とか”報謝”とか”真実開顕”の仮面を被って、 法を利用して、 己の鬱憤を晴らそうとしてきた、 寂しい人なのであろう。

いろいろな救いの形

自分の直面している悩みや苦しみ対しての解決が得られた時に、人は「救われた」という。 あるいは、その問題や苦しみに対する解決が示されることを「救い」と呼ぶ。 人によってつまり機に応じて、救いは異なるのだ。 子供の頃に親に連れて行かれた宗教団体の…



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