離れられない理由
「たった一つの理由」という胡散臭さ丸出しのタイトルはつけない。
(こういうのは”単純化”といい、考えることが面倒な人間の特徴を利用した典型的な手法である。ネットで検索するとうじゃうじゃ出てくる。
仏教で信じるところの「理由(原因)」とは、因縁が複雑に絡み合って起こるものであるから、一つの理由に拠る(神のような絶対的存在や、名前がいい、日が悪いとうような迷信)というのを信じません、ということ。)
離れられない理由は、以下のようなことが互いに影響し合ってのことであった。
1 他人まかせ(集団心理)
2 名誉欲
3 居心地(承認欲求)
4 求めているものが違う(いつの間にやら、初心はいずこ)
5 怖い(情報遮断、井の中の蛙)
6 義理
7 意地(長ければ長いほど)
8 これだけ苦しいことやってきて今更、まさかあり得ない
9 今までの人生否定したくない
(間違っているなんて思いたくない気付きたくもないという無意識)
・・
全部何らかの欲だ。当たり前だが。
それぞれ他のものと結びついている。だから余計に強固になる。わかるだろうか。